名建築に凝縮された日本の文化、デザイン、技術を紹介


2008年4月24日
大震災、戦争を経て生き残った旧安田財閥の住まい
近代和風建築の粋を凝らして建てられた住宅です。文京区千駄木は東京の山の手文化の中心地とも言え、伝統的でありながら斬新な意匠は大正、昭和初期のロマンが色濃く漂います。
2007.04
家族の快適と健康を考えて、文豪が自ら設計した家
文豪、志賀直哉が昭和の初めに設計した奈良の住宅です。和・洋・中を調和させた家は、家族の健康・快適に配慮し、現代の住まいにも通じる温かな工夫が見られます。
2006.11
W.M.ヴォーリズの設計による優美な住宅
京都の閑静な住宅街に立地するヴォーリズ設計の洋館。開放的な空間に出窓やステンドグラスなど随所に優美な意匠が施された昭和初期のロマンを感じさせる住まいです。
2006.07
商都の賑わいを感じる合理的で重厚な商家
大阪の目抜き通りに立地する、築100年を経た豪商の住まいです。店・住居・蔵を備え、質実剛健な建築様式ですが、座敷の床の間や建具などは細やかな造りとなっています。
2006.02
和洋両方の接客空間を備えた豪商の住まい
和風の母屋と八角塔屋を持つ洋館が一体となった民家です。型にはまらない設計・デザインは、当時のハイカラな流行に敏感だった施主の趣味と棟梁の勉強熱心が造り上げた傑作です。
2005.08
壮大な茅葺き屋根と大庄屋の風格のある住まい
豪雪の鳥取県大山の麓で、築260余年の茅葺きの民家。耐候性に優れた頑丈な民家であり、大庄屋としての広い座敷や来客用風呂など公的な側面とを備えた堂堂とした住まいです。
2005.07
亜熱帯性気候を過ごしやすく、伝統を継ぐ民家
年間を通して高温・高湿な竹富島。伝統的な建築様式には、暑気を逃がすための配慮がなされている。竹など材木や構造の工夫で、台風に耐えうるしなやかな住まいになっている。
2005.05
温暖な気候と財力が育んだ気品ある町家
瀬戸内海の気候と海運に恵まれ、豊かな財力を持った竹原の町家。三連の屋根と格子が個性的な外観を創り、贅をつくした座敷や茶室が、成熟した町人文化を今に伝えている。
2005.03
モダンな美しさと先見性のある洋館
昭和モダニズムの精華とも呼ばれる、坂牛家。洒落たベイウインドーや近代的キッチンの機能性と共に、洋館に和空間を設けるなど人間性を重視した住まいになっている。
2005.01
すぐれた耐候性とともに繊細な美観を持つ町家
加賀藩のもとで代々大庄屋をつとめた水生毛家は、白壁に外梁と格子が映える町家。雪に耐える構造を備え、茶の湯文化の粋をこらした大小2つの茶室や庭園をしつらえた住まい。
2004.11
優れた耐火性能を備えた江戸時代の蔵作り商家
小江戸と呼ばれた川越の町家には「からっかぜ」による延焼を防ぐ工夫が施されている。堅牢な漆喰塗りの店蔵は、耐火性能、収納、採光、動線に配慮し、機能性に優れた建築。
2004.09
耐久性に優れた構造と美観を兼ね備えた伝統の家
白い漆喰と瓦が独特の景観を作り出す、室戸の吉良川地区。台風による被害を防ぐため、雨仕舞いを工夫した建築になっている。床の間や欄間に贅をつくした座敷も興味深い。
2004.05
江戸の建築様式を今に伝える風格ある商家
藩出入りの格式のある商家。豪雪地域にあるため、雪の重さに耐えるための堅牢な構造と、蔵や井戸を室内に置くなど冬期の生活に配慮した間取りになっている。
2004.03
土地にあった工夫と職人の心憎いしつらい
天保6年(1835年)に建てられた商家で、大戸口や広い土間に当時の繁栄ぶりが伺われる。防火対策など構造部分への配慮と、座敷の優雅な造作へのこだわりが見られる。
2004.01
若い世代からも関心を集める町家の合理性と品格のたたずまい
京町家の特徴である細長い敷地に建てられた吉田邸は、店、住居、蔵をたたきが結ぶ。部屋を幾通りにも使う柔軟さや、工夫をこらした建具に完成された町家文化を感じさせる。