2世帯住宅
2世帯住宅の4つのタイプと特徴
2世帯住宅には玄関の数や階段の位置などによって異なる、4つのタイプがあります。
- (1)共用タイプ
- 玄関は1つで世帯ごとの生活スペースを設けて住み分ける。
- (2)内階段タイプ
- 1階に玄関を2つ設け、2世帯それぞれの生活を上下で分離する。上下の行き来は内階段で行う。
- (3)外階段タイプ
- 1階2階にそれぞれ玄関を設け、2階には外階段で上がる。内階段も設けて内部で上下を行き来するケースもある。
- (4)連棟タイプ
- 両世帯が隣り合った2軒の家の感覚で住みながら、防火扉やベランダを通じて行き来や交流ができる。
それぞれの世帯の希望を反映したプラン
これから2世帯で住むという場合、それぞれの世帯のライフスタイルに関する希望を理解しあうことから始めなくてはいけません。親世帯が1階、子ども世帯が2階というスタイルが理想的ですが、その場合も遮音などの面で親世帯に配慮する必要があります。また高齢化に備え、バリアフリーやユニバーサルデザインを取り入れたり、将来に備えてリフォームしやすい間取りなども考慮しておくとよいでしょう。
プライバシーとコミュニケーション
2世帯住宅の間取りプランニングでは、家全体を親世帯、子世帯、共用スペースという3つのゾーンに分けて考え、生活のいろいろな場面での家族の動きを考慮し、それぞれを適切に配置します。基本的には共用スペースに出入りする時に相手のスペースを通過する必要がないようにプランしましょう。また共用部分のない分離型の場合は、親世帯のリビングをコミュニケーションスペースにするなど、2世帯のふれあい方を考えてみましょう。
融資面でのメリット
2世帯住宅に親子で住む場合、長期ローンの親子リレー返済を組むことが可能です。また、それぞれの所有区分の登記を別にすることで、それぞれの所有区分に対して別の融資を受けることができます。
例えば、親65歳で準耐火・木造(耐久性)の一戸建て購入時にフラット35の融資を受けた場合、通常の返済期間は14年です。子ども(30歳の場合)との親子リレー返済にした場合、返済期間を35年で組むことができます。ただし、返済期間が長くなるほど金利の負担が大きくなることも頭に入れておきましょう。


