住まいづくりの基礎知識
家づくりの流れ住宅会社の種類と特長工法・構造リフォームの流れハウジング用語集図面記号資金・税金法律

資金・税金

資金計画は無理のない返済プランで

 

資金計画を立てる上でもっとも大切なことは、いくらの資金が用意できるかということです。その決め手となるのが融資額。でもそれは、あくまでも借りるお金ですから、自分の返済能力に応じて借入額が決まってきます。いくら借りられるかというのではなく、いくら返せるかというのが資金計画のキーポイントになってきます。無理のない返済プランで資金計画を立てましょう。

長期ローン返済、将来を考えて資金計画を

 

住宅ローンは20年、30年と返済が長期にわたります。それだけに将来いろいろと変化するであろうライフスタイルも考え合わせて返済計画を立てないと、せっかくのマイホームを手放すことになったり、ローン破産を起こしたりと大変なことになりかねません。たとえば子供の成長にともなう支出の増加や暮らしのグレードアップ、収入の増加率、最終返済時の年齢なども考えながら、返済計画を立てておく必要があります。

まず住宅ローンの特徴を知ろう

 

住宅ローンには、従来ならば住宅金融公庫融資と、年金資金住宅融資などの公的融資と、銀行ローン、生保ローンなどの民間融資があり、長期で固定金利の公的融資をベースに考えるという人が多かったのですが、この枠組が変わりつつあります。2003年6月4日に住宅金融公庫法が改正され、将来的に住宅金融公庫の個人向け融資が廃止される方向になりました。2004年度については、従来通りの貸付が行われる見込みですが、それ以降については未定です。年金融資についても、来年度については従来通りの募集が行われています。公庫ローンに代わって、新たに公庫が資金をバックアップする形で、民間銀行などから新型の長期固定金利のローンが発売されています。
それ以外に、変動金利の銀行ローンなどもあるので、借り入れ時期を考慮して、適切なローンを借り入られるように、十分情報収集しておきましょう。

年間返済額は収入の25%以内に

 

一般的に年収が多ければ多いほど返済能力があるわけですが、銀行ローンでは年収に対する年間返済額の割合を25%以内に抑えるのが望ましいとされています。また住宅金融公庫融資や新型の証券化活用型ローンでは、必要月収を毎月返済額の5倍以上と定めています。これらのことを考慮すれば年間返済額が年収の5分の1、つまり20%以内ということになります。こうした年収に対する年間返済額の割合も資金計画の参考に。

借入先を決めることから資金計画がスタート

 

資金計画のスタートは、まずローン借入先を決めること。入手する住宅の条件が合えば、固定金利で長期間の公的なローンが基本になります。今のところ金利の低い変動ローンは、返却する利子が少なく済みそうですが、将来的には金利がどう変わるかは未定です。借り入れる場合は、時期に応じて返済計画を見直すことが必要です。借りるローンの融資額や融資条件をよく考え、同時に返済期間と返済方法を決定します。年収制限、返済時の年齢制限などにも気をつけて。借りられる額だけでなく、将来返済してゆく額や条件をよく考えることが、資金計画のポイントです。

この内容は2004年1月19日現在のものです。