住まいづくりの基礎知識
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配光

 

どの方向に光が出ているかを示したものを言う。照明器具は素材や形によって光の出る方向が変わり、スポットライトのような集光性のあるものは「配光が狭い」などと言う。
また、光の強さと方向を曲線で表現したものを配光曲線と言う。

 

白熱灯

 

ガラス球の中にあるフィラメントに電流が流れ発熱して光る。光の色は赤白色で暖かみがあり、調光性に優れ、調光器をつければ明るさ0〜100%まで調整できる。しかし、蛍光灯に比べて、消費電力が大きく、寿命が短い。
蛍光灯

ハイサッシ

 

天井近くまで高さがある大きなサッシのこと。採光、通風、眺望に優れ、リビングに設けられることが多い。開放感があり、部屋も広く見える。

 

配線

 

電力配線と情報配線がある。電力配線には、照明や冷暖房などがあり、情報配線としては電話、ファクシミリ、インターネットなどがある。最近では、光ケーブルなど新しいメディアの配線も普及してきている。

 

掃き出し窓

 

ほこりを掃き出すための窓。

 

パーゴラ

 

軒先の格子状に組んだ棚のこと。ブドウやフジなどのつる状の植物をはわせて直射日光を遮り、陰をつくる効果がある。

ハッチ

 

間仕切りや収納棚の両側から物を出し入れするために設けた開口。

パティオ

 

床をタイル張りにしたり、噴水や植え込みのあるスペイン風の中庭のこと。

幅木

 

壁と床が接する最下部に帯状に取り付ける「納め材」。壁の保護や壁と床の見切り材に使う。素材としては、木、石、タイル、プラスチックなどがある。

はめ殺し窓

 

ガラス戸を窓枠にはめ込んだ開閉できない窓。玄関ホールの明かり取りや吹き抜けの天窓、リビングの出窓などに使われることが多い。フィックス窓ともいう。

 

パラペット

 

建物の屋上やバルコニーなどの外周部に設けられた低い壁のこと。墜落防止、防水などの役目をしている。

梁(はり)

 

屋根を支える構造材で、柱の上に渡す。木造の場合は、2階の床を支える「床梁」と、小屋組を支える「小屋梁」がある。

 

バリアフリー

 

室内の床段差をなくし、廊下、階段の幅を広くして手すりを付けるなどの工夫をして、障害者や高齢者などが生活しやすい住環境をつくること。バリアとは障害、フリーとは取り除くという意味。

 

バルコニー(ベランダ)

 

建物の外壁から張り出した外部スペース。室内生活の延長として利用できる屋外の床。庇付きはベランダ。

 

半間接照明

 

大部分の光を天井や壁に向け反射によって照らし、一部の光はシェード(かさ)越しに全方向に広がる照明方式。演出性を重視する場所に使用される。

半直接照明

 

直接の光と一部の光がシェード(かさ)越しに上にも広がる照明方法。強い影をやわらげることができる。

パンチングメタル

 

金属板をプレス加工して、丸穴、角穴など種々の模様を打ち抜いたもの。軽快感に加え、光や空気、視線の透過性があるので、通気などを必要とするところに使用する。

 

パントリー(食品庫)

 

食品や食器を収納する専用スペース。キッチンに比べ通気性が良いところにつくることが望ましい。

 

PLC(電力線通信)

PLC(電力線通信)は、住宅内の電気配線(電力線)を使い情報データの双方向通信をするもの。電気の通り道(電力線)を通信回路として利用する技術のことで、既存のコンセントに差し込むだけでLANとして使える(※)。
電力送信に使う、低い周波数(東日本50Hz、西日本60Hz)とは異なる高い周波数(2〜30MHz)を使い、電力送信と使い分けることで通信する。PLCは、「Power Line Communications」の頭文字を取ったもの。

※住宅内の配線状況によっては、通信できないコンセントの場合もある。


BL制度(BLマーク)

 

優良住宅部品認定制度。機能・耐久・施工性などの点で優良と認定を受けた住宅部品には財団法人ベターリビング発行のBLマーク証紙が貼られる。

光通信

 

レーザー光を用いた通信方式。
外部からの雑音の影響が少なく、高速に大量のデータ通信が可能。伝送には、電気信号を光信号に変換し、光ファイバーケーブルに送出する装置と、受信した光信号を電気信号に変換する装置が必要。
光ファイバー

 

光ファイバー

 

光を送るための極めて細いガラスでできた繊維。光による情報伝達を可能にしたケーブルは光通信をはじめ、医学分野では内視鏡などにも用いられている。
光通信

 

引き込み戸

 

引き戸のひとつ。壁面に沿って引き込むことのできる扉。

 

ピクチャーウインドー

 

外の景色を1枚の絵のように窓枠の中に取り入れる効果をもつ窓。多くははめ殺しで、その一部に換気用の開口または鎧戸を設ける場合が多い。

 

びしゃん(びしゃん叩き)

 

石工事用に使われるハンマーの一つ。槌の端面に碁盤目状に突起があり、突起の数から、5枚(25目)、8枚(64目)などと呼び、石材表面の叩き仕上げに用いられる。これで叩いた仕上げをびしゃん叩きという。

 

Pタイル

 

プラスチック原料でつくられた床用タイルの総称。塩化ビニール樹脂を用い30cm角のタイル状に加工したもの。

 

VOD(ビデオ・オン・デマンド)

 

現在のテレビ放送のように、放送局から一方的に放送される映像を視聴者が鑑賞するのではなく、視聴者が選択した異なる映像を、視聴者ごとに配信する双方向のテレビサービス。

 

ヒートポンプ

 

熱の移動によって冷暖房を行うシステム。冷蔵庫はコンプレッサーで空気を凝縮させることで内部を冷やすが、外側は暖かい。ヒートポンプのエアコンはこの原理で暖房を行う。その逆の流れで冷房も可能になる。エネルギー効率のよい空調システムとして広く使われている。

 

平書院(ひらしょいん)

 

床の間脇の縁側沿いに書院窓のみを設け、付書院と異なり縁に張り出さずに壁面内に納めた形式。付書院を簡略化したもの。
付書院

 

ビルトイン

 

収納家具や各種設備機器が壁などと一体化するように設置された構造のこと。「作り付け」ともいう。

 

広縁

 

通常の三尺幅の縁側より幅の広い縁側のこと。和室の延長として屋内に設けられる。

ピロティ

 

建物の1階部分を壁で覆わず、外部に開放した列柱空間。人や車の動線処理と建物のデザイン的な空間としてフランスの建築家ル・コルビュジェが考案した。

ファサード

 

デザイン的に建物の正面となる最も重要な面。

VOC(揮発性有機化合物)

 

室内汚染物質のひとつ。常温で液体や固体でも存在する揮発性の高い物質。特有のにおいがあり、過剰に吸い込むと頭痛や吐き気、めまいがする。施工用の接着剤やペンキ、油性ニスなどに含まれている。

 

フェンス

 

垣根や外壁のこと。

 

吹き抜け

 

2階以上の建物で、階をまたがって上下に空間が連続した構造の部屋をさす。おもに、玄関やリビング、階段などに用いる。

 

複合サッシ

 

内部側に木製・樹脂製を使用し、外部側をアルミ製のフレームにしたサッシ。外部側の耐久性と内部側の断熱性・インテリア性を兼ね備えている。通常ガラスは複層ガラス、高性能ペアガラスを入れる。

 

輻射熱

 

物体から発生した熱エネルギーが空間を通過して物体に当たり吸収され、再び熱に変わる伝搬現象のことをいう。床暖房は輻射熱と伝導熱を利用したもの。
伝導熱

 

複層ガラス(ペアガラス)

 

2枚の板ガラスの間に乾燥した空気を密閉したもの。ペアガラスともいう。断熱性・遮音性が高く、結露防止効果もある。ガラスの間にガスを注入または、真空にして断熱性を高めることもできる。

ブラケットライト

 

壁面や柱などに取付ける照明器具。あまり大型のものはなく、小型の器具で補助照明として用いられることが多い。空間の演出照明としての効果がある。

プラズマテレビ

 

基本的には蛍光灯と同じような原理で、プラズマの放電を応用したディスプレイのこと。画面が鮮明で歪みがなく、視野角が広いので上下左右からでもクリア。大画面が可能で、アスペクト比(画面の縦横の比率)はハイビジョン放送に準じて16:9となっている。薄型なので従来のブラウン管テレビのスペースで約2倍の画面サイズが設置可能。

 

フラット35

 

民間金融機関が窓口になり、独立行政法人 住宅金融支援機構が行う証券化支援事業と提携した長期固定金利型の住宅ローンの商品名。融資条件や金利、名称などは金融機関ごとに異なる。
独立行政法人 住宅金融支援機構

 

プレキャストコンクリート工法(PC工法)

 

鉄筋コンクリート構造物を、部材に分割して工場などで製作しておき、これを建築現場に運び組立て完成させる工法。工場生産なので、気象条件や技術に左右されず、品質・仕上がりにバラつきが少ない。 省力化、スピード施工のために構造物ごとに設計するものと、工場製品として規格化されているものがある。プレキャスト工法では、継手構造が設計、施工上のポイントとなる。

 

プロジェクター

 

スクリーンに映像を投射して、映画館のような大画面が楽しめる装置。これまではブラウン管方式が主流で、設置や調整などが難しかった。現在では液晶方式などが登場し、画質も向上、価格も手軽なものが出てきた。

ブロードバンド

高速通信回線や、その普及によって可能になる映像や音声などの大容量のデータを活用したサービスの総称をいう。高速通信回線には、FTTHをはじめ、ADSL、CATVなどがある。
ブロードバンド(Broadband)を直訳すると「広帯域」。大量の情報(音声・画像など)を一度により早く送受信が可能。一方、電話回線やISDNによるインターネットアクセスはナローバンド(Narrowband=狭帯域)と呼ばれる。ナローバンドでは、ダウンロードに時間を要すことから難しかった映像などの大容量コンテンツの送受信をブロードバンドでは、スムーズに行えるのが最大のメリット。
⇒ADSL
⇒FTTH
⇒CATV

■速度比較

FTTH 最大100Mbps
ADSL 最大47Mbps
CATV 最大30Mbps
ISDN 最大128kbps
56kモデム 最大56kbps

分筆

 

1筆の土地の所有権を細分する場合、土地を分割して数筆の土地にし、新たに地番を付けて土地台帳に登記し直すこと。

 

ベイウインドー

 

屋外に向かって台形に張り出した出窓。 室内に広がりが生まれ、 外観のアクセントにも
なる。

ベタ基礎

 

建物を支える下部構造のこと。建物の下全面にコンクリートを打ち、1枚の盤状にしたもの。縁の下をもたない床をつくる場合や軟弱な地盤の上につくる基礎構造。

 

ペンダントライト

 

天井から、コード・チェーン・パイプで吊り下げる照明器具。主にダイニングに取り付けられる。

ボウウインドー

 

弓形に張り出した出窓。室内の採光と外観のアクセントとして設けられる。

方形(ほうぎょう)

 

こう配が1点に集中し、四方向にこう配する角錐状の屋根。

保温材

 

保温のための材料。断熱材。保冷材の意味を含める場合もある。グラスウール、ロックウール、発泡スチロールなど一般には熱伝導率が特に小さい物質を用いる。軽量で空気を多く含み、使用温度範囲での耐熱性、変質しにくいことなどが求められる。

 

ポーチ

 

玄関ドアから張り出した、屋根つきの部分。

ホームオートメーション

 

別名ホームエレクトロニクス。住宅内にさまざまなエレクトロニクス機器を取り入れ、ホームセキュリティー、照明、エアコンなどの各種電気製品の管理を集中コントロールパネルで行うことができるだけでなく、電話回線で外部から電気製品を管理することができるシステム。

ホームシアター

 

映画などを大画面テレビやスクリーン、プロジェクターや、音響のスピーカーシステムなどを使い、自宅で映画館のような迫力を愉しむためのシステムのこと。手軽に高画質、高音質が体験できるDVDや大画面テレビが普及したことにより、ホームシアターの導入を考える人が増えてきた。
現在では、リビングにホームシアターの機能をもたせたものを「リビングシアター」という呼び方をすることもある。

 

ホルムアルデヒド

 

刺激臭のある無色の気体。シックハウス症候群の原因となる室内空気汚染源のひとつ。合板などの製造に使われる接着剤のほか、塗料、繊維の加工などにも利用されている。空気や水蒸気によって他のものに吸収されやすい性質を持っている。

 
この内容は2007年5月23日現在のものです。