60代での建て替えを決意されたMさんご夫婦。そのM邸には、大きなロフトやデッキ、フリールームなど、ご夫婦が2人で住むには少し不可思議なスペースが設けられています。「孫がいつでも遊びに来たくなるような、そんな家にしたかったんです」(ご主人)。それが、ご夫婦の住まいづくりのテーマ。「お孫さんたちが、この家の施主でした」と関さんが言うのもうなずけるほど、ご夫婦のお孫さんたちに対する愛情が、プランに強く反映されていました。
ダイニングからリビングを見る
リビングからダイニングを見る
リビングは椅子を置かず、置き畳に腰を降ろして、
家族みんなでのんびり過ごすスペース。
Mさんご夫婦と、お孫さん。
「憩い」のフリールーム
2階・寝室の隣にあるフリールームは、リビングに次ぐ、お孫さんとの触れ合いスペース。南に面した暖かく明るい位置に設けられ、1階・リビングとのコミュニケーションにも配慮し、吹き抜けでつながっています。「ご近所付き合いの多い奥様が、普段は自由に使える部屋としても考えました」。(関さん)
「集い」の広々デッキ
春と秋には、娘さん一家とバーベキューなどを楽しむデッキ。夏場はビニールプールを置いて、お孫さんの遊び場にもと考えているそう。外壁は、外からの視線に配慮しながら、公園のグリーンは景観に取り込める高さに設計されています。
すのこ敷きの床は、素足で歩きたくなるような足触りの良さ。
「ポップ」なファミリータイプのバスルーム
開口の広い3枚引き戸を開けると、かわいいイエローカラーの浴槽が現れるバスルーム。「お風呂は孫たちの好きなカラーにと、リクエストしました」(ご主人)。大きな出窓の外には、目隠し兼植栽スペースとして坪庭も設けられています。「夜は調光機能で室内の光を落とし、坪庭のスポットをつけるとまさに温泉気分ですよ」。(ご夫婦)
「広くて明るい浴室で、リラックス入浴を楽しめるバスルームが要望でした」。(関さん)
「将来」が楽しみなロフト
棟※を北にずらすことでできた高さを生かし、設けられたロフト。入居されて間もないため、まだ利用法は検討中だそうです。「もう少し大きくなれば、孫にとってはうれしい遊び場になると思いますよ」。(ご主人)
※棟(むね)…屋根の一番高いところ
天井には、通風・採光の機能を持つ大きなトップライト窓が設けられています。「真夏に熱気をいかに抜くか。それがロフトのポイント」。(関さん)
「気配」をいつでも、どこでも感じられる家
1階・リビングから吹き抜けを見上げると、2階・ロフトまで見ることができます。「家全体が、いわばひとつの部屋のようにつながっています。お孫さんはもちろん、家族がどこにいても気配を感じられる、そんな空間にしました」。(関さん)
2階・寝室には、リビングの様子を見れる障子窓も設けられています。
この内容は2002年2月1日現在のものです。
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