お住まい拝見ギャラリー
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受け継いでいく思い出と歴史。
 
 
  M邸の自然素材の中に、実は以前の家の古材が生かされています。1つは、玄関前に設けた植え込み植栽の土留の丸太。そして、リビングの柱の2カ所です。柱には、お孫さんの成長記録が残されていました。取り壊しも米田建築がされたそうで、その際、檜葉(ひば)のムクの柱が関さんの目に止まったそうです。「ムク材ですから、これを捨てるのは…と思いました」。関さんは、大工の棟梁に頼んで成長記録の部分は残して丁寧に削り直してもらい、再生されたそうです。
※檜葉(ひば)…檜科の針葉樹で、水や虫に強い。強度もあり、柱や梁など住宅材としては多様に使われています。
玄関前に設けた植え込み植栽の土留の丸太
4本ほどあった小屋丸太を半割にして利用した、土留の丸太。
     
 
  昔のわが家の一部を、新しいわが家の一部に生かす。さらに、M邸のリビングの柱には、お孫さんたちの成長記録という思い出も刻まれています。これまでの生活を見つめてきた古材は、新しい住まいでもまた同じように、Mさん一家の暮らしを見つめ続けていくのでしょう。家族の暮らしそのものを包み込む住まい。その歴史の一端を、M邸のように新しいステージへ受け継いでいくのもいいものですね。
古材とは思えない、美しい檜葉の柱。お孫さんの成長記録もきれいに残されています。
     
この内容は2002年2月1日現在のものです。
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