お住まい拝見ギャラリー
新築(戸建住宅)リフォームキッチンバスルームあかり外観収納床材オーマイティフロアー

 
門が欲しかったという奥様の要望で設けた、すのこ状の引き戸。右側は駐輪スペース。
自然素材を活かした「光」「風」「緑」の健康住宅

大阪市内の住宅が密集する地域に建つKさん宅。お母様である施主のKさんは、以前から現在の土地にお住まいでしたが、築60年以上の家を建て替えることに。この建て替えをきっかけに、小学生のお子さんが一人おられる娘さん夫婦と暮らすことになったそうです。
 
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羽木みどりさんとの出会い
  今回、Kさん宅を設計された羽木みどりさんとの接点は、市内で開かれている建築士会の展示場だったそうです。「間口が狭く、奥行きが長い敷地のうえ、周囲も住宅で囲まれているので、制約などの問題を考えると規格住宅は無理だと思いました」と奥様。そういった難しい問題に対し、しっかり話し合ってくれるのは、建築家の方だと考えられたそうです。

そして、展示コーナーに並べられた閲覧ファイルから羽木さんのこれまでのお仕事をご覧に。「もう、この人しかいないと思いました。羽木さんのつくるものなら何でも好きです」(奥様)。羽木さんの個性と奥様の感性がぴったり合われたのでしょう。
   
ゆとりを生み出す、吹き抜けの中庭
  「ゆとりとして、中庭を屋内に」。現場を訪れ、縦長の敷地を見た羽木さんは、まずそう思われたそうです。常に自然を感じられることが、羽木さんの住まいづくりに対する考え方。緑が植えられた中庭には、空間のゆとりだけでなく、暮らす人の心のゆとりも考えられた、羽木さんのこだわりを感じます。

「光」においても重要なポイントとなる中庭。「中庭があることで、各階の各部屋が明るくなります」と羽木さん。住宅に囲まれているため、中庭の上部をガラス屋根にして、採光を上から取り込むプランに。同時に、中庭が暑くなることに配慮し、換気扇で風が流れる工夫もされています。


風が抜けるように設けられたガラス窓。壁は、吸湿性の良いけいそう土の塗り壁。「湿気の多い日本では、調湿も大切な条件です」。(羽木さん)

思わず眺めてしまう、観葉植物の植えられた中庭。
     
光を通す、すのこブリッジ
  ガラス屋根からの光を一階まで広く取り入れるためにプランされた、松材のすのこ廊下。足の小指が入らないすき間など、安全性にも配慮されています。「ぬか袋を作って、磨いてるんですよ」とは、お母様。自然素材の呼吸を大切にするためのメンテナンスもしっかり。ただ自然素材を使うだけでなく、その良さを長く保ち、ともに暮らしていく意識が大切なのですね。
光を二階、一階へと通していくすのこブリッジ。
     
 
  「化学物質を使わない自然素材であることと、広くゆったり暮らしたい」。Kさん一家のこだわりは、イコール羽木さんが常に持っておられる住まいづくりへのテーマ。各階には、自然素材をふんだんに使った木の優しさと、暮らしやすさに配慮された工夫が随所に見られました。
   
この内容は2001年8月1日現在のものです。
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