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木漏れ日のようなやさしい光りを取り込む工夫がいっぱい
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  大浦邸は、住まいの中に木漏れ日のような光を取り込む工夫が、そこここに見られます。まぶしすぎず、明るすぎず、ほどよい優しさが感じられるなごみの光。木のやさしさともしっくりなじむ光です。

デッキテラスに面した和室。梁と天井の間には透明のガラスが入っています。
設計者の中北さんは、「普通は面戸板をはめ込むのですが、あえて透明のガラスを。昼間は、ひさしに反射した柔らかな光がガラス面から部屋に入ります。夜は、大きな障子を閉めた後も、このガラス部分から何となく外の自然の空気を感じながら過ごせます」と。
     
  玄関の内外にも光窓が設けられています。明るい日差しだけでなく、月明かりも差し込む玄関なんて素敵です。
     
  息子さんご夫婦と子供達の居室が設けられている2階。天井はふさがず小屋組みがそのまま見えています。部屋にも廊下にも圧迫感がなく、天窓から柔らかな光が差し込むのびやかな空間が実現しました。
昔の日本の家に多く見られた横桟のある舞良戸(まいらど)が、廊下の何気ないアクセントに。

壁や床はすべて吉野杉です。「同じ吉野杉でも柾目のものを使うと、コストがグンと高くなります。これは一等材と呼ばれるもので節がありますが、コスト的にはとても手ごろです」と中北さん。節のあるほうが、木肌のぬくもりや自然感が感じられるかもしれません。
     
この内容は2001年1月10日現在のものです。
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