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兵庫県西宮市。角地で駅からも近い好条件の土地に建つN邸は、奥様の経営するアレルギーショップを1階に構える新築の3階建て。以前もすぐ近くにお住まいだったNさん一家は、あの阪神淡路大震災で被災され、家族5人が3年間、解体した跡地にコンテナハウスを設けて生活された経験があります。
お子さんは高校生の息子さん、小学生の息子さん、娘さんで「3人とも食物アレルギーなんです」と奥様。花見に出掛けると蕁麻疹(じんましん)が出たり、卵をさわるだけでも全身に腫れが出ると言います。奥様は、アレルギーについて学び、限定された食材の入手方法などを探され、それがアレルギーショップを始めるきっかけになりました。
被災時、いちばん下のお子さんは生後2カ月。お子さんの症状、将来のことを考えても、早くコンテナハウスでの暮らしを抜け出したかったご夫婦は、不動産会社に声を掛け、現在の土地を紹介してもらいます。ご主人は好条件の土地を見て、すぐに購入を決断。Nさん一家のわが家づくりは、ここからスタートしたのです。
「お子さんのアレルギーを考え、徹底して有害物を排除すること。そしてローコストが大きなポイントになりました」とおっしゃるのは、設計を担当された小河原一郎さん。約26坪と狭小ながら好立地だけに、土地で約1000万円も予算をオーバーしてしまい、建築費用を抑えることになったそうです。
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| 震災によって、コンテナハウスでの厳しい暮らしを経験しただけに、耐震性にもこだわられ、基礎は鉄骨造並みの強度。 |
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| 奥様 |
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