山荘に足を踏み入れると、まず約6畳もある広い玄関ホールが現れます。向かって右側は居間、左側は和室で、間仕切りを開け放つと和室、玄関ホール、居間の3つの空間がつながります。「玄関ホールが、この山荘のポイントですね」と林さん。実は、定住する住まいとして配慮された機能が、この玄関ホールに隠されています。
|
|
||||
|
山村の人は、田畑の仕事で脱ぎにくい地下足袋などを履いています。玄関ホールに設けた一枚板の立派な式台は、そんな近所の人たちが履物を脱がずに、気軽に腰を降ろせる縁側の役割を果たします。 「中に入るのは遠慮がちな人も、ここなら座ってくれます」と奥様。暮らしの上で大切な隣人との付き合いを考えた工夫が、広くゆとりある玄関ホールを生み出していたのです。 |
|
|||||||
| 日々暮らす住まいとして、林さんが大事にされたもうひとつのポイントは、お互いの気配が感じられる開放感。別荘は、むしろ静かな時間を求めたり、プライベートなひとときを楽しむものでは…と思いますが、篠山の山荘は、ゆくゆくは2人で暮らす住まいになります。2人だからこそ、常にお互いの気配を感じる安心感が必要であり、それが吹き抜けの開放的なプランにつながっています。 |
|
|||||||
| この内容は2002年5月15日現在のものです。 |
| PAGE |01|02|03|04|05| |