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自然木と風によるシックハウス対策
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広渡さんとの出会い
そもそも、Kさんが広渡さんと知り合われたきっかけは、1冊の雑誌でした。小学校に通うKさんの娘さんは、ダニや埃に弱いアレルギー体質。匂いにも敏感らしく、新築の家を見て回るだけでも反応されたそうです。ご両親も、お子さんのアレルギーを第一に考え、シックハウスについてもいろいろ調べられましたが、素人では知り得る情報も限られますし、住まいづくりという大きな課題に対する疑問も多々あります。そういった部分から相談にのってもらえる建築家を…と探していたところ、自然素材による住まいづくりをされている広渡さんの記事を見つけられたそうです。
近年、社会でも注目されているシックハウス症候群
最近の住宅は、建物そのものが塩化ビニールや合板など、化学建材を大量に使用して建てられていることがあります。この建材から出る科学物質で室内の空気が汚染され、目がチカチカしたり、気分が悪くなるといった症状があらわれるのです。住み続けると、慢性の疲労感や頭痛・関節痛、アトピーなどを引き起こす原因にもなり、こういった住む人に害を及ぼす家がシックハウスと呼ばれています。
シックハウス対策にも配慮された住まいづくりも増えていますが、まだ十分と言えないのが現状でしょう。
自然素材と開放的プランがもたらす、快適な環境
K邸で、広渡さんが一番配慮したという床は耐久性に優れ、腐りにくい無垢の檜。梁も天然の杉材を使用。また、害の少ない水性塗料、紙クロス貼りのノリもホルマリン系は使わないなどの配慮が成されています。そして、風が自由に行き来する開放的なプランも、大切なシックハウス対策。
「単に自然素材を使うだけでなく、風通しの良さと同時に、家族の気配が感じられる開放的なプランによって、お子さんと両親、家族のコミュニケーションといったふれあいを大切にすることも、ひとつのシックハウス対策なんです」。住まう人の視点に立った、広渡さんの考えが伝わってきます。





杉の原木から切り出した柱や梁。自然の風合いを生かしています。






採光を兼ねた風の通り道が至る所に。

この内容は2001年6月1日現在のものです。
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