お住まい拝見ギャラリー
新築(戸建住宅)リフォームキッチンバスルームあかり外観収納床材オーマイティフロアー

 
    間取り図を開く
ワンルームから個室に。変幻自在の2階フロア
  K邸のいちばんのポイントは、日本家屋ならではの田の字型にプランされた2階フロア。
「そもそも日本家屋は、昔から家具などは、造り付けず、多彩な用途に利用できるようになっているんです。」とおっしゃるとおり、鈴木さんのプランされた2階フロアは、まさにフレキシブルな空間でした。

2階

ダイニングキッチン、リビング、書斎、ホール・納戸の空間を田の字に仕切っているのは、引き込み式の戸襖です。「普段は全てを開け放ち、ワンルーム感覚で使うことが多いです」と奥様。ゲストが泊まる時は、戸襖で仕切るとたちまちゲストルームに早変わり。来客など、用途に応じて自在に新しい空間を創り出すフレキシブルさは、K邸の大きな魅力です。

戸襖を開け放つと、書斎とLDKが一体に。戸襖も左の壁内にすっきり収納。

建具を全て引き戸にしたのは、ドアと違い、開け放してもじゃまにならないのが良いと言うご夫婦の要望だそうで、その建具の収納に鈴木さんならではのアイデアが…。書斎・リビング間の戸襖は引き込み式に。さらにポイントは、リビング・DK間の戸襖の収納スペースを部屋外のデッキに設けた点。「壁を造らず、部屋外に建具を仕舞えることで空間がすっきりし、広々と使えます」。(鈴木さん)
■キッチンからダイニング・リビングを見る。
■ご主人のAV機器の収納棚は、新しい機器の寸法にも対応し、高さ調節ができるように板を積み重ねただけだそうです。

戸襖で仕切ると、個室に変身。

部屋外のデッキに戸襖の収納スペースを。未使用時もすっきり納まる。

レール部。ほとんど段差なく、3枚の戸襖で間仕切る。
     
四季の暮らし方にも、柔軟に対応
  南側一面に開口を設け、涼しい風が流れる2階。夏場は戸襖を収納し、ワンルーム感覚にすることで、2階フロア全体に風が回ります。逆に冬場は戸襖で仕切り、部屋を暖めれば熱効率もアップ。季節による暑さ、寒さにも田の字型プランが大活躍というわけです。  
 
■バルコニーに面する南側から光と風を取り込む。
■リビングには温水床暖房が設けられ、補助暖房としてエアコンも装備。
「視覚的な開放感」と「冷暖房の効率」を考えて、DKと階段間の欄間にはガラスをはめ込んでいる。
     
眺めるだけでも楽しい、勾配天井のプラン
  現在は戸襖を開け放ち、開放的に2階を使用しているKさんご夫婦。その広々空間を、よりいっそうゆとりのあるスペースに演出しているのが勾配天井です。屋根のカタチをそのまま生かすことで2階全体に高さと広がりが生まれ、大きなログハウスにいるような雰囲気でした。

2階

構造材の杉は、節はありますが密度が高く、十分に構造材として適した木。「1本1本がそれぞれに違うので、見ているだけでも飽きないですよね」とは鈴木さん。木目の美しさにも定評のある杉ならではの表情が、2階フロアを優しく包み込んでいました。
屋根の下地である野地板を厚板に。また、年を経るごとに深みのある色に変わる柿渋※を塗装。
※柿渋…渋みの強い柿を発酵させて抽出した液。防水・防腐効果がある。

     
骨組の見える家

最近の住まいは、真壁※1より大壁※2が多いと言う鈴木さん。「住まいというのは、柱などの構造材が見えていて、割れたり歪んだりという、わが家の状態を自分たちで知ることが大切。骨組みが見えるというのは、大事なことです」。Kさん宅では、構造材になるべく金物を使わず、木材を組み合わせることで、美観にも配慮されています。

ダイニングとのつながりを重視したキッチン

キッチンは、「コンパクトで使い勝手良く」という奥様の要望から、鈴木さんは動線をポイントに、両側から行き来できるプランにされています。また、食事の準備をしながら会話を楽しめるようにという配慮、そして家電製品の指定席として、ハッチタイプの収納棚を設けています。

金物が目立たず、美しい表情の天井。


キッチンは、ダイニング・リビングとのつながりを持たせる。
ダイニングテーブルはムクのかつら材で、特注だそうです。
この内容は2001年12月1日現在のものです。
PAGE |01|02|0304 新築(戸建住宅)トップ