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庭との一体感を大切にした動線の短い開放的な住まい

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施主のMさん宅は宮城県・仙台の市街地にあります。交通量の多い道路沿いで、Mさんのご主人は「仕事を引退したら、静かな自然に囲まれた環境でのんびり過ごしたい」と、郊外に夫婦二人の住まいを建てることを決意。お仕事を続けられている現在は、週末住宅として、ご夫婦でゆったりとした休日を楽しまれているそうです。
言葉にはないニュアンスも理解し合える「信頼」
今回の住まいを設計された建築家の樋野晶子さんと施主の奥様は、大学時代の親友だったそうです。「樋野さんなら、私の洋服の趣味、食器の趣味などすべてわかってくれています。微妙なニュアンスもくみ取ってもらえるんです」とMさんの奥様。樋野さんも、「とても生活上手で、センスの良い奥様」と一言。お二人の意志疎通がうまくいっていたことがうかがえます。
豊かな緑に囲まれて過ごす、週末のティータイム
Mさんご夫婦の要望だった「緑」。恵まれた敷地を生かした広い庭は、グリーンであふれています。「植栽する場所と芝生で残す場所、手入れがしやすいようにメリハリをつけています」と樋野さん。最大の奥行きが約3.6mあるデッキから眺める景色は、心にゆとりをあたえてくれます。
塀代わりになる高い木。また、奥行きを感じる植栽プランにも配慮されたそうです。
空が見える開放感・明るさがありながら、雨風を防いでくれるデッキのガラス屋根は、樋野さん自身もお気に入り。「庇があることで、窓ガラスの汚れが少なくなり、お手入れの回数も減りますし、デッキの持ちも全然違います」。お手入れのことにもしっかり配慮されるところが、主婦でもある樋野さんならではの視点ですね。


デッキを進むと現れるガラス箱の玄関。室内との仕切りとして、さらに障子が設けられています。


アルミサッシを木枠で隠し、室内から眺める景観もより美しく。
ガラスの庇の下、雨の日でもデッキのテーブルでティータイムを過ごされるとか。「雨もまた、しっとりと落ち着いた雰囲気を楽しめますよ」(Mさん)
この内容は2001年7月1日現在のものです。
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