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  暖かさの秘密その2「中気密」  
すきま風を生かす自然な換気法で、
健康的な暖かさをキープ
霜野邸では、人工的な機械をなるべく使わず、自然にまかせた換気方法を採用。天井近くの暖かい空気は、小さな排気口から屋根裏の空気層へ移動し、軒下の排気口から外へ。空気層は、空気が急激に冷えるのを防ぐので、屋根が結露する心配はありません。また給気は、玄関ドアのすき間を利用。1階の玄関ドアのすき間から流れ込んだ外気は、階段の途中で暖められて、2階へ上がり、住まい全体を緩やかなスピードで対流します。
晴れた日の外観
天井にあいた排気口。暖房時には、ファンで空気を対流させています。
すき間風を意識的に入れる“中気密”
高気密・高断熱の住まいが話題の昨今、霜野邸では、玄関ドアなどをあえて気密性の低いものにしておられます。「完全な高気密よりも“中気密”ぐらいがベストだと思っているんです。きちんと外断熱をし、蓄熱性を高くしておけば、すき間風が少しぐらい流れ込んでも、寒さはほとんど感じません。空気の入れ替えも、自然に行われ、常に新鮮な空気を吸っているので、健康に良いんですよ」と霜野さん。
(右写真)
玄関の寒さ対策には、パネルヒーターを活用。コートを掛けられるフックがついてるため、「帰るとき、コートが暖かい」とお客様にも評判です。くるみの木でできた玄関ドアは、木工家の西野和宏さんの作品。
晴れた日の外観

コラム
断熱効果が高いのは、カーテンそれともブラインド?
窓などの開口部の断熱には、断熱サッシやペアガラスを使う方法がありますが、さらにカーテンやブラインド、障子などの“付属品”を上手に利用すれば、断熱効果はより高まります。カーテンとブラインドの断熱効果の違いについてですが、レースもののカーテンと、ブラインドでは、ほとんど変わりません。ただし、カーテンを二重づりにしたり、カーテンボックスを取り付ければ、断熱効果の大幅アップが期待できます。
断熱効果の違い
※個体を移動する熱の量を表す熱貫流率は、数値が小さければ小さいほど断熱性が高い。また、熱の通しにくさを表す熱抵抗値は、数値が大きいほど熱を通しにくい。

参考資料/『高断熱・高気密バイブル』(南 雄三著、建築技術)
この内容は2002年1月1日現在のものです。
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