確認申請に必要な図面の根拠が構造図・設備図です。 整合性のないまま工事が進むと工事に支障が出たり、 再申請になる場合があります。 図面の説明を受け、内容を把握しておきましょう。

専門家と打合せをしながら決めていく間取り、窓の位置、大きさや設備機器の位置などは、平面図(意匠図)を元に行われます。その平面図、立面図、断面図を元にして構造図や設備図が作成されます。
たとえば窓の位置を変更する場合、平面図だけの変更では他の意匠図との間にくい違いが起こることになります。同じように意匠図を変更した場合も、必ず構造図や設備図が変更されなければなりません。
このように、1つの変更をその他必要とされる図面に反映させ、くい違いをなくすことを図面の整合性といいます。
※意匠図とは、建物の間取り、各部の構成、外観の状態及び材質、開口部の位置などを表した図面
(主に仕上表、配置図、平面図、立面図、断面図など)
(主に仕上表、配置図、平面図、立面図、断面図など)
意匠設計に支障のない構造・設備計画

設計段階で整合性がとれていないと施工時に問題が起こる可能性があります
電気配線が梁を貫通
ダクトによる梁・柱の切り欠き
配管施工時の柱・筋違いの切り欠き
配管施工時の土台、火打ちを切り欠き
鉄筋とコンクリートの間隔(かぶり厚)不足
基礎を貫通する配管部分の鉄筋切断や
補強筋未施工
●図面記入以外の構造材の欠損は所定の強度が期待できない(瑕疵保証発生)
●図面内容との違いが生じる(再施工の対象)
●図面内容との違いが生じる(再施工の対象)
構造の納まりや仕様・施工方法、設備の納まりや施工方法など
図面と施工が 標準化 されているとこのようなことが起こりにくくなります。
図面と施工が 標準化 されているとこのようなことが起こりにくくなります。
●住まいづくりの整合性
住まいづくりの情報伝達手段として、各種図面や書類等が作成されます。 これら作成される図面や書類等は、住まいづくりに関わるすべての人の共通の情報として共有され、よりよい住まいづくりを目指すために、 変更に伴う修正や加筆も頻繁に行われます。 施主との打合せだけでなく、工程管理、施工管理、予算管理、受発注などの業務にも反映される意匠設計、構造設計、設備設計の図面や書類等は、どの立場から見ても同じ内容でなくてはなりません。 住まいづくりに必要な図面やこれらの業務が、適正でかつ業務間の連携に支障(くいちがい)がないことを「住まいづくりの整合性」があるといいます。
内容監修:アル・プランニング、アルファフォーラム、エプコ
