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「美白のミューズ」と呼ばれ、雑誌やテレビに引っ張りだこの中島香里さん。全国を奔走する日々の中で、くつろげる時間を持てるのは、唯一、家にいる時間だと言います。玄関を一歩中に入ると、素顔の自分に戻れるという中島さんの求めたやすらぎの広い空間と紫外線(UV)99.8%カットのガラスなど、美白のミューズならではの工夫の数々と住まいへの思いをお伺いしました。
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お忙しい中で、ご自宅で過ごされる時間も少ないと思いますが、家に対する特別なこだわりはお持ちですか。
私はプライベートの時間をとても大切にしています。そのため、人を家に招くことはあまりないですね。一歩家の中に入ったら、そこは家族だけしか入らない、自分だけしか入らない、くつろぎの空間になるように心がけています。
玄関に一歩足を踏み入れたら、そこからはオフ、素顔の自分に戻ります。そういった意味では、自宅と職場が隣接する環境は、今の私のライフワークにあっていると思います。仕事を終えて、自宅に向かう玄関前では、愛犬のピッキー(ラブラトールレトリバー)が出迎え、ドアを開けて玄関に一歩足を踏み入れると、モコ太郎(トイプードル)、ジョージ(アメリカンショートヘア)も出迎えてくれます。そこでペットとふれあうことにより、オフに切り替わります。 家族とペットが暮らす家の基本は実用的であることが一番だと思っています。その次に、家具や様々な工夫を取り入れて、その時々に自分が好む空間をつくりだしていけばいいと思っています。 |
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――ご自宅を建てられた時に「これだけは」とこだわられた部分はありますか。
現在の自宅は4年前、会社のサロンの裏手に隣接させて建てましたが、基本的には「住む場所は、実用的なのが一番」という主人の意見が尊重されています。私も家に帰れば主婦ですから、家事をすることを考えれば、実用的でなくては困ります。 ただ、自宅、サロンとも、いかに広がりのある空間をつくるかという点だけはこだわっています。そのためにつくったのが、吹き抜けのスペースです。限られたスペースの中で、いかに広がりを持たせた空間をつくり出せるかと考えました。横に広げるには限りがある、それなら上に広げて吹き抜けにすることで圧迫感をなくそうとこだわりました。地上3階地下1階のスペースをすべて天井で区切られるのと、吹き抜けにするのとでは開放感が全然違ってきます。 オフを過ごす家には、開放感は欠かせません。吹き抜けは思ったとおりに開放感をもたらし、心を落ち着かせてくれるスペースになっています 。 |
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――こだわりの特注ガラスを使用されていると伺っていますが、どんなガラスですか?
開放感を求める上で、吹き抜けとともにこだわった点が、もう一つあります。
それは、日差しの入る空間です。可能な限りガラス張りにして、採光にも気を遣いました。窓が大きく、壁をガラスで透明にしたら、圧迫感もありません。ただし、ここで問題なのが紫外線です。 日焼けは美白の最大の敵ですから、外からの光を取り入れながらも、紫外線はカットしなければなりません。そこで、窓はすべて特注のUVカットガラスを採用しています。紫外線を約99.8%カットするガラスです。明るさは必要でも、紫外線は不要ですので、これだけは絶対に譲れないポイントでした。 ――UV99.8%カットの効果はいかがですか。
以前、家に帰るなり、疲れてそのまま眠ってしまったことがありました。翌朝、何か暑いと感じて起きたら、カーテンの閉め方が不十分だったのか、少し開いていたカーテンの隙間から光が差し込んで顔に日が当たっていました。
「あっ、顔が熱い…日焼けした」と思いました。でも、跡も残らず日焼けはしていませんでした。これはUVカットガラスの効果でしょうね。 |
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――オフを過ごされるご自宅を、よりやすらぎの空間にするために大切にされていることはありますか。
あかりですね。間接照明を大切にしています。疲れている時にあまり強い光にさらされると、心までも疲れてしまいますが、間接照明のあかりには、とてもやすらぎを感じます。
私の場合、仕事が深夜に及ぶことも多々ありますから、夜中に帰って来て、明るすぎるところにいると、なかなか寝付けないこともあります。しかし、やわらかいあかりの間接照明は、やさしく包まれる感じがして、心身とも興奮状態の仕事モードを和らげ、自然に眠りへと導いてくれます。 忙しいスケジュールをこなしていると、眠ることさえ仕事のような部分もありますから、時間のある時に睡眠をとることは、健康管理の上でとても重要なことです。 それから必ず家の中には緑や花を置いています。緑を見る、花を見る、というのは目の保養でもあり、なによりも心を豊かにしてくれます。奇麗なお花を見ると、何だかほっとしますよね。これもやすらぎの空間づくりに欠かせないものです。
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――グリーンで統一されたキッチンがとてもさわやかですね。料理もご自身でされるのですか。
ここが、わが家で一番お気に入りの場所です。キッチンは主婦の居場所ですから、かなりこだわりました。色は、どうしてもペパーミントグリーンに統一したくて、特注しました。家中で一番お金をかけています。
後から知ったのですが、ペパーミントグリーンは発想を豊かにする色らしいのです。ここで、お料理をしながら、無意識のうちにいろいろなことを考えて……。それが仕事での発想力につながっていく気がします。また、自分で料理をすることも大好きなので、おいしいご飯をつくってしっかり食べてエネルギーを充電する場所でもありますね。大のごはん党の私は、お米やお水にもこだわりを持っています。水加減をお米の種類によって変えてみたりして……、私の元気の素はおいしいお米かもしれませんね。 |
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――中島さんにとっての理想の家はどのような家ですか?
とにかく開放感があることが第一です。本当は家具なども一切置かないくらいのシンプルな状態がいいと思っています。でも、生活をするにはそうも言っていられないので、最小限好みの家具を置くようにしています。
私の場合、仕事柄華やかなイメージに見られがちですが、それは仕事をする上での中島香里。やはり家では、寝転んでくつろぎたいですよね。横になって寝転ぶためには、やはり「畳」の部屋は必要です。少しの時間でも畳の上で寝転ぶと疲れがとれますから。 現在、箱根に別荘を建設中ですが、そこにも畳の部屋を設けています。年齢とともに和を好む心になるのでしょうか。年々、和に魅かれていく気がしています。皆さんは、私のイメージは「洋」と思われるかもしれませんが、実は、心身ともにリラックスできる和の空間が好きなんです。 ――畳の部屋以外には、こだわりはありますか?
生家が日本家屋で、襖を開けるといくつも部屋がつながり、まるで時代劇に出てくるような造りの家でした。その後、引越しをして洋風の家に住みましたが、その家も吹き抜けのある広い家でしたから、基本的に私は一戸建て派ですね。
結婚して初めてマンションに住みましたが、だだっ広い田舎の家で育ったせいか、仕切りの多いマンションの空間が、とても窮屈な気持ちになったことを覚えています。ただ、今はまだ一戸建て派でも、老後はマンションの方が便利ではないかと思います。自分の両親を見ていて思ったことなのですが、年をとったら一つの部屋にすべてが揃っているような環境がいいですよね。家の中が広すぎると、自分でいろいろなことをするのが苦痛になりますから、自分の行動範囲内のワンフロアにすべてがあるマンションは、便利だと思います。 |
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――家で過ごす時間がエネルギーの源だと?
私にとって、家そのものが「素顔の自分に戻れる唯一の場所」です。
仕事を終えて、玄関に入ると愛犬や愛猫が迎えてくれ、目の前にはいつも緑や花が飾られた中でくつろげる――、誰からも見られていない、素顔の私に戻れる貴重な場所です。 素顔の自分に戻り、ある時はキッチンで料理をする、またある時は大好きなロココ調の家具に身を委ねてくつろぐ、疲れた時には畳の上でゴロンと横になる。まさに家とは、私の帰る場所、そしてエネルギー充電の場所そのものです。 |
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