調理、後片付けと、なにかと立ち仕事の多いのがキッチン。楽しみながらも効率良く、動作をラクにすれば、体への負担を減らすことができます
足腰につらいのが、食器洗いなどの洗いものです。食器洗い乾燥機は、家事の負担が軽減できる上、節水効果も。後片付けの時間を短縮して、くつろぎの時間にできれば素敵です。汚れやすいコンロまわりも、サッと拭くだけできれいになるボードや、水につけると汚れが落とせるレンジフードのフィルターなど、メンテナンスの負担を軽くする設備を考えてみては。ホームパーティーの準備や後片付けがスムーズになると、おもてなしも楽しくなるはず。
使用頻度が高い水栓は、特に便利さにこだわりたいもの。握りを回すタイプの水栓よりも、操作がラクなシングルレバーの水栓がお勧めです。水やお湯、直流やシャワーを使い分けられるタイプにすれば、調理の下ごしらえや後片付けが効率良くなります。
水仕事のあるキッチンで、足元が冷えるのはつらいですね。足元に暖房設備があれば、キッチンワークが快適になります。
吊り式の収納棚に、物を出し入れするのは大変。背伸びや踏み台では不安定になりがちです。目の高さまで降ろして作業できると、デッドスペースになりがちな高所を有効利用できます。また、重いものを床下に収納する場合も多いですが、出し入れが腰に負担に。電動式にすれば、ラクに収納できます。
両手がふさがっていても、台輪部分を軽く押すだけでラクに引出しが開けられるフロアストッカー搭載タイプのものもあります。
今話題のIHクッキングヒーターは、火を使わずに電気を熱源に調理しますから、火の燃え移りや空焚きの心配がありません。燃焼がないので、空気を汚さず、レンジまわりのお手入れが簡単なのもうれしい。キッチン全体をリフォームする場合はもちろん、コンロ部分のみを取り替えるパーツ交換もできます。「火の用心」で暮らし安心。
フラットなトッププレートは、お手入れがカンタン。
車椅子を使っていたり、長時間の立ち仕事がつらい場合は、腰掛けて調理や後片付けができるキッチンの配置を考えてみてはいかがでしょうか。また、換気扇などスイッチ類は、手の届きやすい低い位置に設置するか、リモコン操作できるようにすれば使いやすいです。5年、10年先を見据えたリフォームで、加齢と仲良く付き合っていきたいですね。
IHクッキングヒーターなど、電化製品が増えた場合、電気の容量も大きくなります。従来の分電盤では、IHクッキングヒーターと電子レンジを同時に使うとブレーカーが落ちて、停電してしまうことも。そんなときは、電気容量を見直して、電気の使い方に応じた回路にしておく必要があります。また、場合によってはコンセントの位置や数を増設したほうが良い場合もあります。快適に使えて安心・安全なキッチン設備にしたいですね。
オール電化対応住宅分電盤
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次号(2003.8号)
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