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リフォームに当たってご夫婦がまず考えられたのは、これまでの椅子に座る生活とは違った床に直に座わる生活です。
マンションは構造上の制約から、壁を抜くことができなかったため、LDKの構造は変えずに現状の間取りをそのままにリフォームすることを前提としました。まずLDKの中心にある袖壁に古材の大黒柱を立て、連続した天井の一部に現し梁を架け、LDKの中心をつくることにしました。
さらにこれまでサッシだった開口部は内側に障子をいれて二重とし、壁を珪藻土の和壁とすることで古民家風の雰囲気を演出しています。壁は最初、趣のある土壁を望んでおられましたが、ぼろぼろ落ちやすいなどの欠点があるため、珪藻土に藁を入れて、土壁の風合いや強度を補うようにしています。
床はこれまでのカーペットをすべて剥がし、古材の松の床板を使って張り替え、重厚感がありながらソフトな感触の床になりました。
また床座の生活は視線が低くなり、マンションの天井高(2400mm)を考えると一般的な高さの家具では圧迫感や狭い印象を与えることにもなります。ご夫婦はLDに置く家具の高さを700mm以下にすべて押さえる工夫で、広く感じさせています。
これらの古材は住まいのデザインが大方決まった段階で、「古材ギャラリー」にストックされた柱・梁・床材などから選んで使っています。 |
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| 洗面室とバスルーム。透明感あるガラス素材が和の雰囲気と絶妙なハーモニーを醸し出す洗面室。 |
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トイレ。古民具の糸巻をトイレットペーパー置きにして工夫。梯子は手拭きタオル掛けとして使用している。 |
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| 玄関スペース。靴箱の外側はご主人の自作。上がり框の前は、小石を配し土間風に仕上げている。 |
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| キッチン向かい側の壁。今回リニューアルをしなかった和室と寝室の扉も、和風に仕上げている。 |
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