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住まいづくりの疑問を解消 住まいに関する疑問を募集! トイレ編

「暗い・汚い・臭い」の3Kを払拭!?
ゆっくり過ごしたい「くつろぎ」のスペースに!

毎日、一番お世話になる住まいの設備と言えば、「トイレ」ではないでしょうか。
先ごろ行った「住まいに関する疑問を募集!」の「トイレ編」では、心地よく快適な空間を実現するための具体的な疑問が多数、寄せられました。中でも目立ったのが快適性や機能性を追求する「最新機能」、「トレンド」、「快適空間づくり」、実用面からは「バリアフリー」に関するものでした。その次が「お手入れ」、「サイズ・広さ」、「デザイン」の順に続いています。
回答者のプロファイルは、男女比では男性が圧倒的に多く69%、世代的には40歳代の方から多く寄せられています。男性にとってトイレ空間は、思い入れのある特別な空間なのでしょうか。
目を引いた疑問に、トイレという“個室”の過ごし方もありました。「ゆっくり読書をしたい」、「テレビを見たい」、「音楽を聴きたい」という内容のものが複数見られます。
「暗い・汚い・臭い」というイメージから、清潔さが求められた時代はもはや昔のことと言えるかもしれません。機能面でも快適面でも進化し続ける「トイレ」への「居心地」という視点からの熱い思いと期待、そして疑問が多く寄せられました。

「快適トイレ空間を創る」「機能美が冴えるトイレ」は、バックナンバーで取り上げています。合わせてご覧ください。
松下電工株式会社 ドレッシング事業部 商品企画開発グループ 酒井 武之

「住まいに関する疑問を募集! トイレ編」
 集計データ発表

◎募集概要

募集期間/2005年11月24日〜2006年3月23日
募集告知方法/すむすむ、すむすむメールマガジン
有効回答数/431人

◎回答者プロファイル

■年齢構成比 ■男女構成比

◎主な疑問の割合

「住まいに関する疑問を募集!バスルーム編」に疑問をお寄せいただきました皆様、ご協力ありがとうございました。今後も、すむすむ読者の皆様にテーマごとの疑問を募集していく予定です。ご協力をよろしくお願いいたします。

(すむすむくん&すむすむ編集部)

お寄せ頂いた疑問にお答えします。

[機能面(設備)について]

快適性能のアップが進み、居心地のよさへの空間プロデュースへと進化しています

Q1: 今やスタンダードと言われるトイレの搭載機能と最新機能は?
A1:

節水などの省エネ機能もありますが、最近のスタンダードは「オート機能」です。自動(=オート)で何でもできるというものです。オート機能にもいくつかあり、「脱臭」、「洗浄」、「開閉」などがあります。
「脱臭」は、人が便座に座ると脱臭が始まり、人が立ち上がってから1〜3分後まで脱臭を続けます。
「洗浄」は、人が便座から立ち上がったら(もしくは、いなくなったら)便器内に水が流れる自動水洗です。
「開閉」は、便ふたがセンサーで人を感知すると、自動で開閉するものです。今、人気を集めている機能の一つです。
なるべく触りたくないという清潔志向のニーズや、UD(ユニバーサルデザイン)などの機能的な要素から、オート機能への注目と人気が高まってきています。タッチレスのスマートなイメージからもオート機能が一番のトレンドになっています。

ワンポイント

その@

近未来への入口かもしれないのが実は、トイレ。SFの話ではなく、住まいの中で一番“オート機能化”が進んでいて、便利で快適になっているのがトイレだそうです。
さらに、いろいろな機能開発への研究が進められているようです。

便器に近づくと自動でふたが開くなどのオート機能が注目を集めています。


Q2: トイレ空間をさらに快適な空間にするためのポイントは?
A2:

毎日使う場所だからこそ、お手入れを簡単に楽にすませる設備や清潔に保てるタッチレス機能なども快適な空間づくりに欠かせない要素です。
トイレ掃除にかかる時間は1回当たり、約8分と言われています。小さなお子さんのいるご家庭では1日に数回、掃除を繰り返すことも少なくはありません。そこで着目したいポイントが「壁」、「床」などの建材選びです。
床によく見られる黒ずみは、尿の跳ね返りなどによるアンモニアで変色したものです。汚れは悪臭の要因にもなり、快適性を損ねる原因に。
便器や便座のお手入れのしやすさと同様に、跳ね返りで汚れやすい壁や床には対アンモニア性の高い床材や壁材を選ぶといいでしょう。水に強いフッ素塗装や、キズに強いシリコーン配合のプレシャス塗装された建材も登場しています。
また、トイレの限られた狭い空間では、空調環境も整えたいものです。湿度を快適に保つ調湿建材や臭いを素早く換気する24時間換気システムなどもおすすめです。
照明の消し忘れには、スイッチをさわらずにセンサで点灯・消灯する照明器具もあります。

■換気扇と連動タイプの照明スイッチ

換気扇と連動したトイレ照明ならタッチレスも可能になります。

薬品や汚れに強いフッ素塗装をした床材なら、お手入れが簡単で楽です。


Q3: ますます機能的で便利になる中、節水や節電などの省エネはどこまで進んでいるの?
A3:

10年前に比べて1回当たりの排水量が約半分以下という、節水に優れた便器も登場しています。
便器の排水管には下水からの臭いをカットするために水をためておく「S」字を横にしたような山があります。従来の便器ではこの山を水の勢いで越えていたため、大量の水が必要でした。最新の洗浄方法では、通常は上を向いている山の部分が、排水のときだけ下に向く(=山がなくなる)ことで、少ない水でも流れるようになっています。流し終わると、上を向いて下水からの臭いをカットするために水をためます。
10年前には大洗浄時で1回に13L流していたのが、わずか6L(小洗浄時は4.5L)という約60%の節水になっています。また、排水用の水をためる必要がないため、何回でも連続して流すことも可能。水量が少ないことから水を流す音も静かになるというメリットもあります。
トイレで電力消費が高いのは、おしりを洗浄する温水と便座の保温です。ここに着目し、使うときに一気に温水や保温する機能により、待機電力量を減らし、節電効果をアップしています。
9年前の貯湯タンク方式に比べて電気代を約75%節約するタイプも登場。瞬間湯沸かし方式で、使うときだけ温める機能です。これにより、おしりを洗浄する時の湯切れもなくなるなど、快適性もアップしています。


■1日の洗浄水量の比較

[約10年前のサイホンゼット式便器(大・小 13L/回)との比較]
シミュレーション条件:4人家族(男性2人、女性2人)で大1回/日・人、小3回/日・人使用した場合。女性の小用はリモコンでの小洗浄を使用。上下水道代265円/m³(税込)。

トラップが上下することで水が流れやすくなり、従来の洗浄方式に比べて少ない水で洗浄ができます。


■1年の電気代の比較

※1:9年前の松下電工トワレ(貯湯タンク方式)との比較

※2:年間消費電力量は、4人家族(男性2人・女性2人)で使用の場合。(室温15℃、水温15℃)おしり洗浄の使用1日4回、ビデ洗浄使用1日8回、男性小用1日4回とし、暖房便座の温度立ち上げ電力量を考慮した弊社測定方法で求めた値です。

ワンポイント

そのA

排水量は便器の形式によって異なります。節水をしようと自分の判断で、小レバーばかりを使っていると、詰まりの原因にもなるそうです。
形式によって、きちんと流れるように排水量が決められているからです。
タンクの貯水量を減らすために、水の入ったペットボトルなどを入れるのも、節水どころか故障の原因にもなってしまうそうです。ゲーム機でもなんでもそうだけど、正しい使い方が大切ってことだよね。

瞬間湯沸し方式なら待機電力も少なく、電気代がお得です。


Q4: 高齢者がいるご家庭にあると特に便利な機能は?
A4:

便ふたの開け閉めなどの操作をしなくていい「オート機能」(Q1参照)をはじめ、立ち座りをサポートする「手すり」や「アームレスト」、使いやすい位置での操作がしやすい「リモコン」などです。
手すりやアームレストは、立ち座りの身体的負担を軽減してくれ、高齢者に限らず腰痛時などにも便利な機能です。筋電図から見ても、腰と足への過重負担を減らすのが確認されています。
立ち上がるときの姿勢では、手すりよりも前屈角度(かがむ動作)の小さいアームレストの方が、負担が少なく優れています。重心変動の面からも、片方に負担がかかりやすい手すりに比べて、アームレストは、両方からしっかり支えるため安定感があり、機能的にもっとも優れています。
高齢者や男性、女性に限らずアームレストや手すりは、トイレタイムを快適にサポートしてくれます。アームレストは、トイレでの読書などのくつろぎタイムに貢献しているという報告も入ってきています。また、小さなお子さんが便座に落ち込む事故を防げるメリットもあります。

椅子のようなアーチ型のアームレスト。立ち座りをやさしくサポートしてくれます。


■トイレ使用時の身体への負担

身体への負担が意外と大きいのが、かがむ動作です。毎日のことだからこそ、負担を軽減しておきたいところです。

■トイレ使用時の重心変動

壁手すり付よりもアームレスト付の方が重心変動は小さく、左右のバランスを崩さずに立ち座りがスムーズにできます。


照明器具、住宅設備・建材、電気設備など、
商品選びを松下電工がお手伝いします。
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