失敗しない住まいの設備選び




ホームエレベーターとは、文字通り家庭内で使用するための小型エレベーターのことです。商業施設やマンション、駅、病院などで乗るエレベーターが不特定多数の人の利用を考えているのに比べて、ホームエレベーターは個人住宅の中に設置されていて、小人数での利用を考えています。



ホームエレベーターは、大きく分けて2種類あります。移動するためのかごをロープで天井から吊り下げるロープ式と、かごを下から支えて油圧式のポンプに圧力を加えることで移動させる油圧式です。

ロープ式のメリット 高速、高層に対応できる(しかし、ホームエレベーターには速度、昇降行程 に制限がある)
油圧式のメリット エレベーターで移動するときにありがちなふわっとした不快感がなく、動きがなめらか
●ホームエレベーターの駆動メカニズム
 
しっかり支える油圧式   ワイヤーで支えるロープ式
 
松下電工資料より



ホームエレベーターを住宅に設置するときには、住宅を新築・増改築するときに必要な建築確認申請のほかに、ホームエレベーターの確認申請(昇降機確認申請書)が必要です。ですから、新築でホームエレベーターの設置を考えているときには、設計の早い段階から住宅会社や設計事務所に相談してプランニングするのがよいでしょう。後からでは、プランや工程の大幅変更が必要になりかねません。
新築住宅だけでなく、増築や改築の住宅が増えるに従い、リフォーム対応のホームエレベーターも開発されています。
 



ホームエレベーターは便利そうだけれど、スペースを取りそうだから・・・とためらうこともあるようです。けれど、油圧式・ロープ式のいずれをみても、最近は設置スペースがコンパクト化しています。
必要な機器類をスリム化したり、カゴ下部の床下に設置したりと工夫され同時に人が乗るカゴ部分は広くゆったり作られています。
2人用、3人用でタタミ1畳〜2畳のスペースで設置できるものがほとんど。狭小住宅での設置でも、床面積をそれほど気にせずにすみます。
●ホームエレベーターの室内と設置スペースの比較(俯瞰図)
 
 
松下電工資料より
 
2人用、3人用のどちらもタタミ2畳分よりも小さいスペースで設置できます。

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