失敗しない住まいの設備選び




戸建住宅は、家のまわりすべてにドアや窓、ベランダなどの開口部があります。ドロボウは見つからない、出入りしやすい開口部を狙っています。




玄関ドアの防犯性能も重要です。数年前から玄関ドアのカギを狙ったピッキング、カム送り、サムターン回しなどが急激に増えました。これらの手口は、カギを防犯性能の高いものに取り替えるほか、「1ドア2ロック」でカギを複数個付ければ侵入に時間がかかり、ドロボウに諦めさせることが可能です。最近は、防犯性能の高いカギや、電子式のカードキーなども開発されています。使いやすく、安全性の高いカギを選びましょう。
また、ドアの頑丈さも重要です。ドアのすぐ横に採光窓がある場合は、そのガラスを破ってドアを開ける手口があるため、採光窓などには、格子や防犯ガラスを使用するなどの配慮が必要です。勝手口のドアについても、玄関ドアと同じ配慮が必要です。勝手口のドアは家の裏手など人目につきにくい部分にあったり、物置などで死角になっているので、注意しましょう。
犯罪者は人目についたり、顔を見られることを嫌います。人感センサーでフラッシュ点灯する防犯灯は、死角になりやすい場所に付けると効果的です。

玄関ドアは機能性とともに防犯性能も重要です。錠の耐ピッキング性、ドア本体の耐破壊性にも配慮したものにしましょう。



侵入経路になりやすいのが、1階の掃き出し窓や腰高窓です。普通のガラスでしかもクレセント錠が1つだけの窓は、プロのドロボウなら数10秒でガラスを破ってクレセント錠を開けてしまいます。音もほとんど立てずに破れるので、きちんと防犯対策をしましょう。まず、ガラスは防犯ガラスを使い、カギを2つ付けること。これだけで侵入に手間がかかります。
死角になりやすい部分には「センサー付きライト」を付けたり、窓ガラスを破壊しようとすると警戒音を出す「ガラス破壊センサー」を取り付けると安心です。掃き出し窓は出入りがしやすいので、最も狙われています。部屋に誰もいない場合は、いつもカギをかける習慣をつけましょう。
窓やベランダに雨戸がある場合は、外側から簡単にはずせる事がないかをチェックします。ガラスと雨戸が二重だと、防犯性は高まります。1枚で雨戸、網戸、窓シャッターの機能を併せ持った便利なタイプも出ています。腰高窓なら面格子を取り付けるのもよい方法です。一度取り付けると簡単に外せない堅固なものも出ています。
ガラス破壊を検知し、警戒音を発することで侵入者を威嚇するガラス破壊センサー。




侵入ロとして忘れられがちなのが、洗面所やトイレの換気のために設けられた高窓や換気扇の通風孔です。ルーバーが付いていることも多く、こんな狭い部分からドロボウが入るなんて思いもつかないかもしれません。ルーバーなどが外部から外せたり、壊せるものだと侵入路になることがあります。面格子を付けたり、センサーなどで人が近づくと警戒できるように工夫しましょう。
同じように2階の窓やベランダも盲点になりがちです。まさか、という油断から施錠していないことも多く、ドロボウは足場を探して2階から入ろうと企んでいます。たとえば、雨といや車庫の屋根、電信柱や庭木をよじのぼって2階から入ることもできます。2階以上の部屋にも、窓には面格子、ガラス窓は2ロックが基本です。また、ベランダの目隠しのための腰壁も死角になりやすく、できれば見通しのよい手すりが安全です。
 

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