失敗しない住まいの設備選び




揺れが収まったあとに被害が起きる原因として、火災があります。ストーブなどの火気が燃え移る場合と、電気コードなどから発火する場合が考えられます。炎を出さない暖房器具や、異常を感知すると自動停止する機能を付けた器具を選びましょう。



火をもっとも頻繁に使う場所はキッチンです。火を使わずに調理をするIHクッキングヒーターは、安全面でも着目されている設備です。また、リビングでは床暖房の安全性が評価されています。ストーブやファンヒーターとは異なり燃焼をせずに空気を暖めるので、火気が燃え移る心配がありません。普段は空気を汚さない健康的な暖房設備として、非常時には火事を出さない設備です。
便利さとともに安全性も高く評価されているIHクッキングヒーター

揺れなどによる2次被害を心配しなくて済む床暖房



火災が発生してしまったら、早期発見して消火や避難をしなければなりません。住宅用火災警報器や火災感知器は、火災による熱や煙をキャッチしてブザーで知らせてくれます。また、電気系統による火災もあなどれません。家電製品のコードが短絡(ショート)して過剰に電流が流れて発火する事故が起こったときに、ブレーカが瞬時に電源を落とす機能を備えた分電盤が開発されています。いつもは気に留めない部分ですが、いざというときに頼れる設備です。
火災による煙や熱を感知して報せる住宅用火災警報器

万が一の時にブレーカによる遮断で漏電による火災を防ぐ住宅分電盤



備えをしておいても、火災が防げなかった場合、被害を少しでも抑えることが重要です。住まいの内部で起こった火災を隣家へ延焼させないためにも、家の外装材(外壁)は耐火性の高いものにしておきましょう。「外装材は新築のときにしか選べない」と思いがちですが、リフォームで耐火性の高い外装材にすることもできます。
躯体への負荷が小さい外装材

モルタル外壁よりも軽く、防火性にも優れた外装材

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