洗面化粧室といえば、少し前までは浴室やトイレなどと隣接して、家の北側に置かれるのが一般的でした。新築やリフォームでも、リビングやキッチンなどがまず頭にうかび、つい二の次になってしまう……しかし、洗面化粧室は家族が身だしなみを整えたり、洗濯などで利用する使用頻繁の高いスペースです。使いやすさと快適さをアップさせて、気持ち良い空間にしたいものですね。
洗面化粧室で顔を洗ったり、歯を磨くなど水を使うことだけでなく、お化粧や身だしなみを整えたりする人が増えています。コンタクトレンズを使っている人は、着脱を洗面化粧室でする場合が多いと言います。
洗面台をドレッサーとして使うときに欲しいのが、機能的な鏡です。平面鏡だけでなく、三面鏡や手元鏡としての多機能な鏡のついた洗面化粧台の人気が高まっています。
体重計でヘルスチェックをする習慣があるという場合には、体重計の置き場所なども考えておきたいものです。
洗面化粧室で行われている行為
(松下電工調べ)
お化粧以外にも「きれいになる場所」として洗面化粧室は大活躍!
内側と外側、両側からも開く便利な3面鏡タイプがあります。
もう一つの役割は、洗面化粧室に洗濯機を置き、ユーティリティスペースとして使う場合です。マンションなどでは、洗濯機設置スペースが洗面化粧室に決められている場合がほとんどです。一戸建てでも洗面化粧室内の洗濯機は当たり前になっています。調査では、約8割が洗濯機を洗面化粧室に置いています。汚れ物の下洗いやつけ置き洗いなどをするのに洗面台を利用することも多く、子どもがいる家庭では、特にその傾向が見られます。
洗面化粧台での洗濯の実施割合(%)
(松下電工調べ)
洗濯機の置き場所
家を新築する場合や、バスルームのリフォームをする時に、毎日必ず使う洗面化粧室のプランにも配慮したいものです。広さも1坪(3.3平方メートル)前後の場合が多く、スペース的にも制限されているので、効率の良いプランニングが使い勝手を大きく左右します。身だしなみに都合のよい多機能な洗面化粧台が欲しいのか、洗濯や掃除のための家事機能を優先したいのか、ライフスタイルに合った洗面化粧室をイメージすることが重要です。
一般的なプラン
機能性とスペースを考えて、コンパクトに洗面・脱衣・洗濯ができるプランニング例。
収納を重視したプラン
同時に2人で使えるプラン
座ってメイクできるプラン
いつもスッキリと収納したい。収納スペースを十分に確保できるプランニング例。
家族が多いと、使う時間が重なりがち。2ボウルあれば、朝晩の身じたくもラクラク。
プライベートな時間を大切にしたい。メイクを座ってできる化粧プランも可能です。