失敗しない住まいの設備選び




洗面化粧台を選択する時に、化粧台の幅に気を取られて、つい忘れがちなのが洗面ボウルまでの高さです。洗顔する時の機能的な高さは、身長との関係で決まってくるのです。



少し前までは、JIS規格の72センチという高さが主流でした。身長が高い人が増えたことと、洗顔以外に洗髪することが多くなったことなどから、75センチや80センチの洗面台が増えてきました。使いやすい洗面台は、ほぼ身長に比例しますが、背が高い人は自分で調節ができるので、女性や高齢者に使いやすい高さにするとよいかもしれません。一般的に身長が155センチ以下ならば、75センチが最も使いやすい高さです。洗面台が高過ぎると、顔を洗う際にひじを伝って水が床にこぼれたりします。家族に小さな子どもがいる場合は、踏み台を設けて調整すると、使いやすくなります。

洗面の最適な高さは75〜80cm
(松下電工調べ)
 



家族に高齢者がいたり、車椅子を使っている人がいる場合は、座ったままで使えるバリアフリーデザインの洗面化粧台を選ぶなどの配慮が必要です。車椅子で使うことを考える場合には、シンクの下の部分が空いていて足が入るようになっているタイプを選んだり、洗面化粧室の広さや廊下との段差にも配慮したいものです。部屋を仕切らずに廊下などと一体化してデザインすることもできます。
扉のつけ外しができる「収納・オープン両用タイプ」のものもあります。

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