失敗しない住まいの設備選び




床は、家族が歩くほかに、イスをひきずる、物を落とす、飲み物などをこぼすといった様々な条件にあります。ですから、時間が経つにつれ塗装が剥げたり、色落ちをすることは避けられません。
床材を選ぶとき、最初はデザインばかりに目を向けてしまいがちですが、実際に暮らしてみると床の傷や汚れは大きな問題です。
長い間、美しい床を保てるように、傷や汚れに強いものを選ぶことが大切です。




キャスターなど1点集中で力が加わると、床にへこみ傷ができます。イスや家具にキャスター付のものを使用している場合は、基材の硬度の高い床材を選ぶことが大切です。また、イス脚によるすり傷対策には、表面の塗装が厚くてなめらかな仕上げのものにすると、傷対策になり、光沢の長持ちにもつながります。




クラックとは、床材の表面におこるひび割れのことです。木の床は、電気カーペットや温風ヒーターで暖められたり、エアコンによる乾燥や結露による水濡れなどで、クラックが起こりやすくなります。
耐クラック性のある床材を選ぶことも重要です。




トイレは、水やアンモニア、薬品などが飛び散ることがあるため、専用の木質床材を使うとよいでしょう。薬品や汚れに強い、トイレ専用の木質床材が開発されています。ペットがいる場合には、ペットのトイレまわりの床材は、アンモニアに強い床材にすることも考えられます。




床材の表面にフッ素をコーティングした木質床材が開発されています。定期的に家具を動かしてワックス掛けをするという手間がいらず、毎日のお掃除は、から拭きだけで美しさを保つことができます。フッ素塗装により、光沢が長持ちするだけでなく、汚れもつきにくくなっています。
●床材でおこりやすいトラブル
キャスター跡が残ります。

表面にクラックが起こります。

アンモニアで黒いシミが残ります。

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