失敗しない住まいの設備選び




マンションや2階建て、3階建て住宅では、フローリングの防音性や床衝撃の強さを考えることが大切です。歩く音、イスを引く音、テレビや音楽の音など、家族同士でも上階から響いてくる音は気になるものです。マンションなど共同住宅になると、特に配慮する必要があります。床裏面のクッション材によって階下へ伝わる音をやわらげることが可能です。



床の衝撃音には、軽量床衝撃音(L)と、重量床衝撃音(L)の2種類があります。Lは、イスを引く「ギー」、スプーンなどを落としたときの「チャリン・カラン」という、比較的軽くて硬い衝撃音のことを表し、Lは、重たいものを落としたときの「ドシン」、子供が走り回るときの「ドタバタ・ドンドン」という地響きのような重くてにぶい衝撃音をいいます。

軽量床衝撃音(L   重量床衝撃音(L
 
 



遮音等級のことを一般にL値といいます。遮音等級とは、上階の床で生じる音が、どの程度小さくなるかの基準として設けられたもので、音の伝わりにくさを表しています。
L値は、数字が小さいほど遮音性能がよいことを示します。

 
■床衝撃音に対する遮音等級と生活実感(日本建築学会)
人の走り回り、
飛び跳ねなど
<(L)重量床衝撃音>
椅子の移動音、
物の落下音など
<(L)軽量床衝撃音>
遮音等級 住宅における生活実感
プライバシーの確保
かすかに聞こえるが、
遠くから聞こえる感じ
ほとんど聞こえない L-40
上階で物音がかすかにする程度
気配は感じるが気にならない
聞こえるが、
意識することは
あまりない
小さく
聞こえる
L-45
上階の生活が多少意識される状態
スプーンを落とすとかすかに聞こえる
大きな動きはわかる
小さく聞こえる 聞こえる L-50
上階の生活状況が意識される
椅子をひきずる音は聞こえる
歩行などがわかる
聞こえる 発生音が
気になる
L-55
上階の生活行為がある程度わかる
椅子をひきずる音はうるさく感じる
スリッパ歩行音が聞こえる
よく聞こえる 発生音が
かなり気になる
L-60
上階の生活行為がある程度わかる
スリッパ歩行音が聞こえる
発生音が
かなり気になる
うるさい L-65
上階の生活行為がよくわかる
うるさい かなり
うるさい
L-70
たいていの落下音ははっきり聞こえる
素足でも聞こえる

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