失敗しない住まいの設備選び




こだわりだしたら、何百万円かけても惜しくないと思ってしまうのが映像と音の世界。しかし、予算には限りがあります。スピーカーから聞こえてくる音は置き方や角度で全然違ったものになります。また、現在主流になりつつあるプロジェクターの置き方やスクリーンの設置方法など、専門家のアドバイスを聞きながら、わが家に合った使い方ができるリビングシアターを手に入れましょう。



スクリーンを下ろして、プロジェクターで映像を映し出すとなると、ちょっと本格的な感じがします。プロジェクターの魅力はなんといっても迫力の大画面。映画館の雰囲気を自宅でも楽しむことができます。
プロジェクターの場合は天井から吊り下げたり、天井埋め込み式や、家具に組み込んだりと、設置にはいろいろな方法があります。
普段の番組は薄型のテレビで鑑賞して、映画や音楽のライブなど大画面で楽しみたいときは、スクリーンを降ろしてプロジェクターで映像を投射すると、ホームシアターとして使わない時でも邪魔にならず、空間を有効に使うことができます。ボタンひとつでスクリーンが降りてくる瞬間は、まさに部屋が映画館になったような高揚感があります。
 

■スクリーンを下ろすと、リビングがたちまち映画館に
普段はプラズマテレビなど大画面テレビで鑑賞。   映像や好きなシアターテイストのライブなどでは、さらに大きなスクリーンで楽しむ。


リモコンひとつで大画面スクリーンが自動開閉されるタイプなら、使わないときは、スッキリ収納されているので、邪魔にならない。



いかにいい音を楽しむか、素晴らしい音響空間を作るか。スピーカーの向きをちょっと変えるだけで、まったく違う音に聞こえてしまうほど、音は繊細です。好む音質は、人それぞれが感じかたが違うので、居心地のよい自分にあった音響空間にしましょう。
ホームシアターでいわれる、5.1chというのは、5本のスピーカーと1つのサブウーハー(低音専用スピーカー) 1本(0.1ch)のことをいいます。簡単な設置場所は、センタースピーカーは人の音声(セリフ)が出るので、テレビやスクリーンの下に設置するのが普通です。フロントの左右にその他の音を出す2本のスピーカーがあり、フロントの中央からちょっとずらしたところに、サブウーハーが設置されるのが一般的です。リアスピーカー(サラウンドスピーカー)の2本は、座っている位置より後ろに置くのですが、「リビングシアター」であれば、床に置くタイプではなく、使用しない時に邪魔にならないよう、天井や壁に取り付ける場合が多いようです。今は9.1chまで出ていますが、基本的にリアスピーカーの数を増やしているだけなので、5.1chあれば十分だと考えられています。また、2.1chで擬似的にサラウンド効果を楽しむこともできますが、本格的にリビングシアターを楽しみたいのであれば、やはり5.1chがおすすめです。
■5.1chの配置

前のページ   次のページ