失敗しない住まいの設備選び
自立循環型住宅づくりの考え方
自然エネルギーや高効率設備機器を上手に取り入れ、エネルギー消費を削減して人にも地球環境にもやさしい住まいを実現する自立循環型住宅。環境への配慮の一方で、住まいとしての快適性や利便性も欠かせないポイントです。
建てたい住まいの具体的なイメージをもとう
まず、どういう住まいをつくりたいのかを考えます。具体的には、どういう土地(敷地)を選びたいのか、建て替えならどういった土地なのかという、敷地条件(日当たり、風通し)、地域特性(気候など)、周辺環境(騒音、防犯、治安、近隣関係)、ライフスタイル(共働き、余暇の時間の過ごし方)などを考え、どういう家に住みたいのかを決めます。
建てたい住まいの具体的なイメージが決まったら、その中でエネルギー消費を効率よく減らすためにどういう方法を取り入れるのかを、設計(プランニング)段階で検討します。建てたい住まいのイメージを建築家や工務店などに具体的に伝え、自立循環型住宅を設計してもらいます。
快適性を損なわずに、建てたい住まいのイメージに合わせた適切な方法を取り込んで環境にやさしい住まいを実現。
イメージを具現化するために、取り入れたい順番は?
自立循環型住宅は、まず「自然エネルギーを最大限に活用する」ことからはじまります。自然の風、自然の光、自然の熱(太陽熱)の3つの自然エネルギーを住まいに取り込みます。自然エネルギーを活用するのに欠かせないのが、住宅の外皮と呼ばれる壁や屋根、窓、床などの室内空間を囲む外皮の設計です。
とは言え、自然エネルギーだけでは、快適な住環境を保つのは難しいのが現状です。そこで、次に取り入れたいのが、ライフスタイルと地域特性や周辺環境に合う高効率の設備選びという順番で取り入れます。設備については、消費電力の高いものから高効率の設備を取り入れると、より効果的です。
■家庭における消費電力量ウエイトの比較
※出典:資源エネルギー庁『平成16年度電力需給の概要(平成15年度推定実績)』より
(注)割合は四捨五入しているため、合計は100%とは合いません。
リフォームや家電の買い替えでも積極的に取り入れたい
新築に限らず、リフォーム時や設備機器・家電機器の買い替えでも取り入れやすいのが自立循環型住宅の特徴です。
例えば、バスルームのリフォームでは、断熱浴槽や断熱性の高いバスユニットの採用をはじめ、バスユニットを収める周辺部分の施工では、断熱をすることで壁や床下に熱が逃げることが少なくなります。それによって冷めた湯の追い焚きが減り、エネルギー消費の削減に効果的です。また、熱が逃げづらいことから、バスルームを温かく保つことができ、冬場のヒートショック対策にもつながります。
浴室リフォームで検討したい、断熱性の高い浴槽やバスユニット。
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