失敗しない住まいの設備選び

「住宅用火災警報器」の種類と選び方

これまで「住宅用火災警報器」を目にすることがなかったという人も多いのではないでしょうか。「住宅用火災警報器」と言っても、いくつかの種類があります。用途や環境によって適切なものを選びましょう。

電源は、家庭用AC100V式か、電池式か。

「住宅用火災警報器」には電源が必要です。電源には、電池式と家庭用電源のAC100V式の2種類があります。新築住宅には、電池交換の必要がない「AC100V式」がおすすめです。既存住宅には、設置のしやすさから考えると配線工事を伴わない「電池式」です。電池寿命が10年のものもありますが、電池切れの心配や将来のことも視野に入れるなら、「AC100V式」が安心です。配線工事が必要なため、リフォーム時などに合わせて設置を行うのもよいでしょう。

新築住宅では設計段階から計画しましょう。

既存住宅には、配線工事のいらない電池式のものもあります。

火災を感知するのは「熱」か?「煙」か?

「住宅用火災警報器」には大きく2つのタイプがあります。ひとつは「熱」に反応するタイプで、もう一つは「煙」に反応するタイプです。火災でもっとも死亡につながりやすいのは、火そのものよりも煙による中毒死です。それに、通常は火よりも先に煙を感知することが多いので、「消防法」でも「煙」式を基本に考えています。
しかし、例外もあります。台所においては調理中の煙などで誤作動する場合もあるので「熱」式の「住宅用火災警報器」を認めているケースもあります(法律上は「煙」式でも問題ありません)。

 

● 家中で鳴る「連動型」か?感知場所だけの「単独型」か?

「住宅用火災警報器」は「単独型」と「連動型」があります。「単独型」とは、火災を感知した警報器だけが単独で反応するものです。一方、「連動型」とは、接続された警報器すべてが警報音を発するものです。ご家族みんなの安全を守り、より安心して暮らせるのは家まるごと火災を感知できる「連動型」と言えるでしょう。

■住宅用火災警報器の連動

3階建てに

2世帯隣接住宅に

選ぶ基準にしたい「NS」マーク

万一の場合に備える「住宅用火災警報器」には確かな信頼性が問われます。第三者機関である「日本消防検定協会」鑑定の「NS」マーク付のものは信頼性が高く、また日本の現状を配慮した基準をクリアしているので、採用する機器にNSマークがついているか確認してみてください。品質の判断の目安になります。

■NSマーク
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