失敗しない住まいの設備選び

2.子どもの居場所をつくる

子どもの居場所は、成長に伴って必要な条件が変わってきます。赤ちゃんのときは「安全にのびのびと遊べるスペース」、幼児や小学生には、“一人で寝る場所+リビング”など、「家族と一緒に遊んだり、勉強する場所」がいるでしょう。
また、子どもの健康やアレルギー対策を考えると、部屋の仕切りには湿度調整ができる珪藻土壁やボード(現在は仕上げされた珪藻土パネルもあります)を使ったり、床は清潔を保ちやすい無垢のフローリングにするなどの工夫をしましょう。

兄弟の場合、部屋は共有せず、パーテーションなどで仕切る工夫を

子どもは子どもなりの個性を持っているもの。一人ひとりの成長を大切にする意味でも、狭くてもいいし、完全に独立した部屋でなくてもいいので、パーテーションで部屋を区切って、個々のスペースをつくってあげましょう。
よく兄弟一緒の部屋がありますが、散らかしていつも怒られるのはお兄ちゃんというのでは可哀想です。

完璧な設備のホテルのような子ども部屋はいらない

「子ども部屋=勉強部屋」と親は思いがちで、子どもが部屋に入れば安心しています。しかし、子どもにとって子ども部屋は、親のうるさい監視からの避難場所にもなっています。子どもが勉強する環境をと考えるなら、ダイニングキッチンのテーブルやカウンターキッチンの片隅など、親の目と声が届く場所の有効利用を考えた方がいいかもしれません。
また、子ども部屋に休むためのベッド以外の机、パソコン、オーディオセット、テレビまで揃っていては、子どもが自分の“城”から出てこなくなるのは目に見えています。なんでもある子ども部屋では“下宿のよう”になってします。

目が行き届くと子どもも親も安心です。

内開きのドアを開けておく…子どものプライバシーの尊重

「プライバシーを大切にすることは鍵をかけた個室を与える」ことではありません。子ども部屋のドアは邪魔にならないように内側に開くドアか引き戸にして、いつもは開けたままにしておき、着替えや寝るときだけ閉めるぐらいがいいでしょう。
家族で暮らしているのですから、部屋にいても家族の気配は感じていたいもの。風通しもいいし、狭い家でも閉塞感が少ないものです。子ども部屋のプライバシーは、ドアが開いていても勝手に入らない、入るときはノックや声を掛けて、など親子がマナーを守ることで十分に尊重されます。

個室にいても気配が感じるよう、ドアは開けたままにしておきましょう。

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