失敗しない住まいの設備選び

4.留守番時の子どもを安全に守る

子どもは大人が思いつかないような行動をとる場合があります。「子どもにケガはつきもの」と言えるくらいの大らかな気持ちは必要ですが、取り返しのつかない大事故は避けなければなりません。
そんな時、まず子どもが危険に遭遇しない工夫をします。それでも冒険者の子どもは危険に遭遇することも。そのための次の工夫として、事故にあった時には、ケガを最小限に抑える配慮(被害を低減する工夫)をしておきましょう

指を挟みやすいドアや窓にクッション性を持たせる

大人にとって握りやすい高さのドアノブは、子どもにとっては目の高さだったりと危険なものです。また、ドアや窓で手を挟むという経験は、大人になっても多くの方に経験があると思います。勢いよく閉じられたドアや窓に指などを挟んでしまったら、大事故につながりかねません。
開き戸よりも引き戸でゆっくり閉まるドアにすると、手指を挟みにくくなります。また、手指を挟みそうな開き戸や引き戸の端は、クッション性のあるものにすると、万が一手を挟んだ場合にも衝撃を小さくするようにしましょう。また、引き戸などの跳ね返りを小さくする、ブレーキキャッチャー材などもあります。

トビラと枠の隙間をなくすことで、指挟みなどを防止。


衝撃を吸収する床材で安全と騒音対策も

体型が不安定な小さな子どもは、よく転倒します。その時にケガを防ぐためには、床や壁にも衝撃を吸収するような素材を使うことで、転んだ時のケガが最小限ですみます。また、衝撃を吸収する素材は防音効果も高く、マンションや戸建ての2階などの場合、階下への騒音対策にもなります。子どもは跳んだり跳ねたりが大好きです。伸び伸び育てる住まいの工夫を考えましょう。
基本となる部分がきちんと設計されていれば、家庭内で大きなケガをすることはなくなります。床やドア、内装などの建材も、間取りと同様に安全面からもきちんと選びましょう。

つまづきの元になるレールなしの引き戸も。引き戸タイプなら、低い位置からの操作でも開け閉めがしやすい。


外出先からも子どもの様子を確認できるシステムも

小さな子どもを一人で留守番させないことは重要ですが、仕事や買い物などで、どうしても住まいの中で一人にさせてしまう場合もあります。
ほんの少しの時間でも、子どもだけを家に残すのは心配なものです。そこで、外出先からも子どもの状態を確認することができる、セキュリティシステムもあります。
子どものいる部屋に設置したモニターカメラが捉えた画像を、外出先から携帯電話を通じて確認できるものです。また、防犯以外の目的でも、目の行き届かない部屋にいる子どもが一人で何をしているのか確認することもできます。常に目が行き届きやすいシステムなども活用して安全を確保したいものです。
セキュリティシステムは、子どもを監視するものではなく、愛情を持って見守るためのものです。機械は使う人の心構えでさまざまな様相を呈します。

家事をしながらも子どもの様子を確認できるシステムで、より安心・安全に。


設備機器などのご使用の前には、「取り扱い説明書」をよくお読みの上、正しくお使いください。
内容監修:田中賢氏(日本福祉大学情報社会科学部生活環境情報学科助教授)
照明器具、住宅設備・建材、電気設備など、
商品選びを松下電工がお手伝いします。

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