一覧へ
こだわりの理由

キッチンで家事をしながら、親子や夫婦間のコミュニケーションもしたい―――。
対面式の開放的なオープンキッチンを選ぶ人の多くがそう考えています。しかし、せっかくの団欒の時間に、キッチンでの扉や引出しの開け閉めの音や、シンクの水音が気になってしまうことがあります。ある程度の音は仕方ないにせよ、不必要な騒音は低減したい。騒音を出さないキッチンを実現するために、細部にこだわった静音仕様のキッチンが開発されています。システムキッチン オーメイド XIMO(エクシモ)に標準装備された、静音機能の数々をご紹介します。




食事の支度や後片付けで、シンクでの水仕事は欠かせません。この時の水はね音で会話が聞き取れなかったり、テレビを見ている家族がボリュームを上げたりするという不満があります。
シンクの裏面に制振材を装着することで、水仕事に伴う水はね音を抑えることができました。この制振材は、自動車や新幹線『のぞみ』などの防音・振動防止に使われているものと同じ素材です。最適の素材を選択するために、無響音室にキッチンを設置し、何種類もの防音素材を貼ったシンクで実験を繰り返しました。
水音はカラン(蛇口)の形や水圧、水の出力などによっても変わります。一番水音をたてないカランとの組み合わせも考慮して、従来よりも14dB軽減させています。

   
制振材で水音をおさえます。
   
 
夜中にテレビを見る音が大体52〜65dBぐらいで、35dBはそれよりずっと小さいのでテレビの音も話し声もしっかり聞こえます。




食品や食器を棚や引出しから取り出したあと、うっかり手を離して「バタン」と大きな音がするのを防ぐ緩衝用部品を、ダンパーといいます。ダンパーを付けない扉では、閉じるときの音はもちろん、中の食器や調味料が触れ合う音も騒音になります。
ダンパーの性能は強ければ強いほど良いわけではありません。勢いよく閉めたときにしっかりとショックを防ぐことは必要ですが、強すぎるとゆっくり閉めたときに最後まで閉じません。XIMOの消音ダンパーは、オイルダンパーなので、最初は勢いよく閉まり、閉じる前にスピードを吸収してゆっくりピッタリと閉じる。しかも、静音効果も高いのです。閉めたときのスピードや感触が心地よく感じられるように感応試験をくり返して最適な抵抗を決めています。
※XIMOのミドル・ウォールユニットには、耐震ロック機能も標準装備されています。





消音ダンパーを設置する位置も試行錯誤しました。扉を開けたときに邪魔にならないために、耐震ロック機構と一体化させたい。地震のときに自動的にロックして扉が開かないようにするための耐震ロックは、衝撃を感知して作動します。ダンパーは衝撃を吸収するためのものなので、相反する機能を一体にするために、お互いの機能を損なわないように設計しなければなりません。地震による揺れと扉の閉まる衝撃による揺れの違いを分析し、誤って作動しないように工夫されています。ダンパーの強さとロックを感知する精度を、くり返し検査して作られたのが、オリジナル設計の消音ダンパーです。
 
   
(1) 通常は自由に開閉。   (2) 揺れを感知して扉をロック。   (3) 収納物が外に出にくくなります。   (4) 扉を押してロックを解除。




引出しのダンパーは、閉まるときの衝撃を吸収するだけでなく、閉めるときの感触いわば「閉めごこち」を考えて付けられています。キッチンでの動きを調べると、引出しや扉を必ずしも取手を持って閉めていなかったり、荒っぽく閉じる場合もあります。どんな閉め方をしても、まるで高級車のドアを閉めるときのようにエレガントに閉まるようにしたい。感性工学的な見地からも検証し、高級感ある動きを追求しています。閉めようと扉に触れるとその強さに応じたスピードでスーっと動き、閉まる5cm手前からゆっくりになってピタリと閉まるレールを採用しています。
暮らしに密着したキッチン設備だからこそ、見栄えや材質、収納量といったハード面と、使いやすさや静音といったソフト面の両面にこだわって設計されています。




目につきにくい部分に隠された静音へのこだわりが、おわかりいただけましたでしょうか。
軽い力で動き、閉める時にはダンパーが働いて静かにピタリと閉まります。



基本仕様が高品質。システムキッチン「オーメイド エクシモ」の情報がご覧いただけます。